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救急処置スキルマスター

価格 3,150円(税込) 数量 

平成3年に救急救命士制度が発足してから18年が経過し、この間救急現場における処置は大きく拡大した。平成15年に包括的指示下でも除細動が、平成16年に非医療従事者における自動体外式除細動器(AED)の使用が認められたことにより、救急救命士以外の救急隊員にも除細動が可能となった。さらに、救急救命士には同年に気管挿管が、そして平成18年には薬剤投与が可能となり、平成21年には心肺停止前の傷病者に薬剤(エピペンR)の投与が可能となった。 こうした救急救命士の処置範囲の拡大の一方で、救急現場活動時のトラブルは後を絶たない。そのなかで観察・処置にかかわるトラブルも多く見受けられる。それは心肺停止状態の傷病者を救命できなかったというものより、基本的な観察力や手技の不足から生じる単純で基本的なものであることが指摘されている。このたび団塊の世代の退職に伴い、現場活動経験の豊富な救急救命士や救急隊員も多く退職され、現場活動経験の浅い救急救命士や救急隊員が現場活動を担うこととなった。こうしたことから現場活動経験不足による観察・処置の未熟さも、救急現場活動時のトラブルが生じる原因の1つになっている。また、救急救命士養成施設では救急救命士の国家試験対策や特定行為の手技の習得に主眼が置かれ、一方消防機関では団塊世代の大量退職により消防学校職員専科救急科の人数が増えており、その結果、観察や処置などの手技習得の実習に十分な時間が充てられなく、個々の技術習得が不十分なまま教育課程が終了していることも原因であると考えられる。 本書は、救急教育課程での効果的な手技の習得、さらには救急課程を修了し救急現場で活動している救急救命士や救急隊員が救急教育課程で学んだ技術を再確認するためのテキストとして、21年間の救急現場活動を経験した救急救命士として、また消防学校教官としての救急課程教育の経験、さらには大学でも救急救命士養成教育の経験を踏まえ、企画・作成したものである。教育施設では教育(教官)と学生が本書を持ち手技を共有化し、実際に現場活動している救急救命士や救急隊員の皆さまにおいては今まで習得した技術の再確認のために、繰り返し活用していただきたい。 本書の内容は、『救急救命士標準課程テキスト』『救急隊員標準テキスト』(へるす出版)に準拠して作成してはいるが、教育施設や消防本部、あるいは各地域メディカルコントロール協議会の活動基準のすべてを網羅したものではない。したがって、細やかな主義や表現方法に多少の齟齬が生じていることも予想される。しかし、基本的な手技は「絶対にこうしなければならない」というものではないので、本書を参考に教育施設や地域の実情にあわせて修正し、使用していただきたい。手技や表現方法についての疑問や修正、追加指定ほしい内容などがあれば改訂の際の参考とさせていただきたいので、連絡いただければ幸いである。 本書が救急現場活動の質の向上と救急現場でのトラブル防止の一助となれば、救急現場で活動していた筆者としては望外の喜びである。 平成21年7月吉日 安田康晴

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